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~風土記の里・加西へ~ 癒しの風景と美食をめぐる夏旅 

日本最古の風土記「播磨国風土記」に加西のスポットが登場しているのはご存じ? そこで今回は風土記の世界に触れる播磨のお散歩特集をお届けいたします♪ 播磨国賀毛郡を舞台にしたロマンチックな恋物語に思いを馳せるもよし、 気持ちいい自然や趣あり古寺名刹にココロ癒されるもよし。 絶品地酒&グルメ、夏限定のイルミネーションもお見逃しなく!

知ってる?播磨国風土記のラブストーリー【根日女恋伝説】 玉丘古墳についてもっと見る

兵庫県立フラワーセンター

最寄りのバス停 北条行き終点の北条からタクシーで約10分※日祝はフラワーセンター行きの直通バス運行

夏は花&イルミde夕暮れ~夜も楽しい♪

約4,500種類の花々が咲き誇る植物園。夏は色とりどりの花に加え、サマーイルミネーションが登場! 8/8(金)~31(日)の毎週金・土・日の18:00~21:00は、噴水のある花の広場を無料開放。 「世界へ羽ばたく」をテーマに世界遺産に登録された富士山や姫路城、 フェニックスを6万球以上のLEDで表現。会場に隣接するレストラン「フルーリ」ではテラスビアガーデンも!

富士山は実物の1/1000サイズ、姫路城は1/10サイズ

夏のイチオシ「大温室」で南国旅行気分

2012年にリニューアルした「大温室」は南国ムード満点。ベゴニア、ストレプトカーパスほか、 注目は、モウセンゴケ、ハエトリ草、世界最大のネペンテス(ウツボカズラ)など、国内でも有数のコレクションを誇る食虫植物室。 またゲスネリア室には日本初で開花した野生種のストレプトカーパスも。ゲスぅ~なんて言わず、必見です!

食虫植物栽培のスペシャリスト、花づくり事業課の土居課長さんの案内がとっても楽しい♪ 8/10(日)は食中植物教室も実施(要予約)

お嬢様気質(笑)の繊細なベコニアのために冷暖房完備した「四季の花室」

「熱帯植物室」には超レアなソーセージの木や巨大な旅人の木がお出迎え。定期的にミストが噴き出され、幻想的な雰囲気に

「ゲスネリア室」のベンチで休憩

「食虫植物室」には袋に虫を落とし込んで捕らえるウツボカズラ、パクッと素早く動いて虫を捕らえるハエトリソウ、粘着液で虫をくっつけるモウセンゴケなど、珍しい植物が目白押し

レストハウス「フルーリ」※四季の花壇横 ホームページはこちら

玉丘史跡公園(玉丘古墳群)

最寄りのバス停 北条営業所方面・宝殿駅北口方面行き玉丘史跡公園下車すぐ

古代のロマン漂う公園

約6.2haの園内には、播磨の美しい姫・根日女の恋伝説を伝える玉丘古墳をはじめ、移築復元された愛染古墳を含む計7基の古墳が点在。 おなじみの前方後円墳から帆立貝式古墳、円墳、横穴式石室墳など、個性も形もバラエティ豊か。古墳を取り囲むように、 大型遊具のある芝生広場や湿地観察園、 野鳥観察デッキなどが整備されている。古代歴史のロマン漂う公園で“古墳”に“コーフン”してみては!?

プチ情報 平成27年5/4(祝)には、播磨風土記をモチーフにしたオリジナル能舞台(薪能)を、玉丘史跡公園の芝生広場にて上演。 根日女を題材にした新作狂言を野村萬斎さんとこども塾生が熱演する!

基本情報 加西市玉丘町76    入園料:無料

北条エリア

ミニコラム知ってる? 北条の宿の県指定文化財

奈良時代に建立された住吉神社や酒見寺の門前町として栄えてきた北条の宿(ほうじょうのしゅく)。 古くから山陽と山陰を結ぶ交通の要衝でもあり、北播磨地方の中心的なエリア。街を歩くと、現在でも梁の上に立てる柱の卯建(うだつ)や 、格子状の虫籠窓など、当時の趣向を凝らした家屋がチラホラと見え、レトロ気分でお散歩できる。 スポットを巡るとき、県指定文化財の酒見寺鐘楼、市指定文化財の酒見寺楼門、五百羅漢石仏は要チェック!

情緒あふれる古い家並み

酒見寺

最寄りのバス停 北条行き宮西または笠屋下車、徒歩10~15分

鐘楼と楼門は必見です!

天平17(745)年に行基菩薩がこの地を訪れ、酒見明神に詣でたところ、明神が行基菩薩に「この地に寺を建てなさい」とのお告げを受け、伽藍を建立したと伝えられる。 山門や引声堂、地蔵堂、国重要文化財の多宝塔や県重要文化財の鐘楼など見事な文化財が並ぶ。

一風変わった二層屋根の本堂。中に酒見寺御本尊の十一面観音、脇仏持国天、多聞天を安置

参道の両側には21対の青銅製の飾り燈籠が、参詣者をお迎え

屋根の上重が桧皮葺、下重が瓦葺という珍しい様式の多宝塔は装飾文様を極彩色で描いており、全国でもっとも美しいと評判!

基本情報 加西市北条町北条1319 0790-42-0145 拝観料:無料 拝観時間:境内自由。納経は9:00~17:00

住吉神社

最寄りのバス停 北条行き宮西または笠屋下車、徒歩10~15分

地元・播磨住民の守り神

養老元年(717)に創建されたと伝わり、本社三殿と拝殿、幣殿、玉垣は国の登録文化財に指定。 毎年4月第1土・日に開催される「北条節句祭」は播州三大祭りの一つとして知られる。 豪華絢爛な化粧屋台が練り歩き、2羽の鶏を対面させ平和を願う「鶏合わせ」などが奉納される。

本殿は嘉永5年に再建。切妻、妻入、銅板葺、住吉造風の社殿が3棟並立し、国登録有形文化財に指定。

基本情報 加西市北条町北条1318 0790-42-0423 拝観料:無料 拝観時間:境内自由

五百羅漢(北栄山羅漢寺境内)

最寄りのバス停 北条行き宮西または笠屋下車、徒歩5~8分

やさしい顔の野の仏にほっこり

笑ったり、泣いたり…色々な顔の石仏群が約500体。いつ、だれが、何のために作ったか? 謎に包まれた羅漢様の表情豊かな姿は、親や子に似た顔があると言われているので、ぜひ探してみて。 木立の中に静かにたたずむその表情はみな穏やかで、訪れる人の心を和ませてくれる。

羅漢様の表情はひとつひとつが違っていて、同じ顔は2体とないそう

基本情報 加西市北条町北条1293 0790-43-0580 9:00~17:00 休み:なし 拝観料:200円

プチ情報 本尊・薬師如来の縁日にちなみ、8/8(木)の18:00頃から約1000本のろうそくに火を灯して先祖を供養する「千灯会(せんとうえ)」を開催。 400 体を超える石仏がろうそくの灯りに照らされてぼんやりと暗闇に浮かび、幻想の世界を楽しめる。※千灯会時間帯は拝観料無料

パティスリー サンモーリス

最寄りのバス停 尾南下車すぐ

2007年にオープンした人気パティスリー。オーナーパティシエの大谷眞一さんは、フランスやドイツ、ベルギー、東京など、 国内外の名店で腕を磨いたベテラン。フランスの大統領府御用達店でのキャリアのことなどものともせず「僕が甘いものが大好きだから、 同じようにお菓子が好きな人に本物の洋菓子を届けたい」と笑顔で語る。奇をてらわずに、厳選した材料を生かしシンプルに…、 店内には今までの経験で培った、洗練されたケーキが常時25種ほど。1本140円!という驚きの価格のチーズケーキ「天使のスティック」は口に入れた瞬間に感激! 忘れられない極上の味わいと手ごろな価格に魅かれ、すぐ買いに行きたくなる、まさに魔法のスティック♪

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法華山エリア

ミニコラム 知ってる?インドの高尚も愛した法華山

インドから雲に乗って来日したとされている法道仙人が開山した法華山一乗寺は西国33カ所巡礼第26番札所。 また法華山の麓には地元の酒米、播州山田錦の純米酒の酒蔵「富久錦」と、そのレストラン「ふく蔵」があり、自然と古寺、 美酒&美味を楽しめる絶好の観光エリア。一乗寺の御詠歌「春は花、夏は橘、秋は菊いつも妙なる法の華山」とある通り、 桜&紅葉の名所としても有名で、初夏は芳香のある白色の花を開くタチバナが美しい。 便利な姫神バスでのアクセスほか、のどかな田舎風景の中をガタゴトと走るディーゼル車・北条鉄道で訪れるのもステキ♪

富久錦フラッグシップショップ ふく蔵

最寄りのバス停 法華山一乗寺経由社(やしろ)行き法華山口下車、徒歩約5分

明治時代の酒蔵で、心豊かになるお弁当を

日本酒用の米として知られる“山田錦”は播磨で生まれ、現在でも大半を生産。つまり播磨は日本酒の“ふるさと”的存在なのだ。 こちらは地元・加西市産山田錦から純米酒のみを醸す、播州の地酒「富久錦」のレストラン。 明治21年に建てられた趣ある酒蔵で楽しむ上質な料理目当てに、グルメマダムから舌の肥えた地元民までファン多数。 お昼限定のふく蔵弁当は、瀬戸内の魚介や地野菜を使った総菜8種に横浜の「宮城屋」の豆腐、 そして造り酒屋さんならではの粕を使った粕汁が付く充実ぶり。食後は1Fにあるショップとギャラリーもぜひチェックして。 富久錦のお酒をはじめ、昔から守り続けられる伝統的製法で作られた調味料や食品、作家さんの酒器や食器はお土産にも◎。

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法華山一乗寺

最寄りのバス停 法華山一乗寺経由社(やしろ)行き法華山一乗寺下車すぐ

文化財はもちろん、山寺ならではの眺めも人気

西国33カ所巡礼第26番札所の天台宗の寺院。開山の法道仙人はインドから雲に乗って来日したとされている伝説的な僧。 孝徳天皇の病気治癒祈願を行った功績が認められ、創建したのがこの寺と伝えられている。 兵庫県下で最古の塔古、三重塔ほか、石造宝塔、奥の院開山堂など、多くの文化財が点在し、特に国宝の「聖徳太子及び天台高僧画像」は有名。 緑豊かな法華山を小鳥のさえずりに耳を傾けながらハイキングするのもおススメ。春、秋の時節には桜、紅葉も美しい。

石造の卒塔婆(そとうば)が並ぶ石段を上がっていくと常行堂があり、次の石段をあがると、三重塔があらわれる

国宝三重塔をはじめ、重文指定の仏像、絵画、建築など、県下一の文化財を誇る。春の桜、秋の紅葉の季節は特に多くの人々でにぎわう

基本情報 加西市坂本町821-17 0790-48-2006 8:00~17:00 無休 拝観料:400円(宝物館の拝観には別途500円必要)※宝物館は、2週間前までに要予約