兵庫のおでかけスポット

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U・Iターン就職、続々な淡路島 今の仕事、満足していますか? 休みを忘れるような仕事って、いいね♪  

今回は、淡路島での「はたらき方」を考える『はたらくカタチ研究島』の取り組みと、そこに関わり 淡路島でイキイキとはたらいている人にスポットを当てた、 ちょっとイレギュラー、だけどキラキラ具合はピカイチな【お仕事特集】です。 就職雑誌などで見かける「仕事が楽しい♪」という台詞はちょっと嘘くさいけれど、 今回の取材で耳にした「忙しくても平気」「休みと仕事の区別なくずっと働いている(笑)」と いう台詞には、へぇ~、なんだかいいな、そんな仕事ならやってみたいなという気持ちがムクムク。 日曜の夜、明日からまた一週間仕事か…と憂鬱になっている人、 自分がやりたいこと、"自分の仕事"を探している人は必読! 今、各々のマイ仕事で盛り上がっている淡路島のキラキラに U・Iターンで、のっかってみるのもイイのではないかな?!

『淡路島はたらくカタチ研究島』とは?

淡路島で、新しいはたらくカタチをみんなで考え、魅力的なはたらく人、はたらく場、 はたらく機会をつくりだす研究をしている『淡路島はたらくカタチ研究島』。 厚生労働省の地域雇用創造推進事業を活用した淡路島の未来をつくる研究会…と聞くと なんだか国のおかた~い(失礼)、淡路島の村おこし(失礼×2) というイメージが正直、ちょっぴりあったのですが、全て撤回! オシャレで、柔軟でユニーク、自分の可能性に気づき、はたらきたくなる! 淡路島から、新しいはたらくカタチがどんどん生まれています。

What is 淡路島はたらくカタチ研究島 淡路島の豊富な資源を生かし、淡路島らしい新しいはたらき方を提案し、雇用を創出する事業として平成24年4月に誕生。
淡路島が誇る「観光」と「食」をテーマに、仕事の幅を拡げる研究会を個人&事業主を対象に開催。
その内容は「泊まりたくなる宿研究会」や「もてなしをカタチにする研究会」など、興味を引く内容&多くの人と出会ったり・つながったりできる場となっている 淡路島はたらくカタチ研究

お話を伺った人 事業推進員 藤澤晶子さん 「新たな商品やサービス、それをもとにした生業が生まれつつあります」 淡路島の魅力を感じてもらい、淡路島らしいはたらき方を皆で見つけていく、はたらくことが楽しい、 未来の明るいビジョンが見える、だから淡路島で暮らしたいと感じてもらうことを目的としています。 もちろんそんなステキな仕事がすぐに見つかるとは限らず、試行錯誤や葛藤を味わうことがあるかもしれません。 実際に、滋賀出身、建築関係の仕事をしていた私自身も事業スタート時は、淡路島で面白そうなことをやるらしいという 軽いノリで参加したものですから、まったく畑違いの仕事にとまどいまくり。それが今やどっぷりハマッて、 365日、公私関係なく働いていて、全く苦じゃない。毎日の人との出会いのなかで、どんどん仕事が生まれています。 仕事が楽しくないと、毎日の暮らしも楽しくないと私は思う。逆に仕事が楽しいと、家族も嬉しいし、 応援したくなる…社会がどんどん良くなる仕組みなんです。楽しくはたらけることは淡路島の誇り。『 淡路島はたらくカタチ研究島』の仕事が淡路島のブランディングに役立つよう、今後も頑張っていきたいと思います。

お話を伺った人 地域アドバイザー 茂木綾子さん 「仕事が好きなら、余分に働いても辛くない」 今の日本の教育は社会のルールに逆らわず、はめこんでいくことを良しとしています。その教育方針を否定するわけではありませんが、 自分で考えたり、自分なりの生き方を模索したりする人がもっと増えてもいいのではないかと思うのです。 「自分は何がしたいのか」がわからない人は、何かやりたいことを持っている人と接するのも一つの手段です。 一生懸命に目標に向かっている人の話を聞く、行動をともにすることで、触発されて、自分のやりたいことを発見できることもあるからです。 仕事が好きなら、余分に働いても辛くないはず。では、どうすれば好きな仕事、自分がやりたい仕事に就けるのか。また家業など、 決められた仕事であっても、それを自分にとってより充実した、楽しい内容にするにはどうすればいい? その気持ちの持ち方や考え方の方向性、それに向けて具体的なスキルアップの機会を『淡路島はたらくカタチ研究島』は提供しています。

お話を伺った場所 cafe nomado 旧小学校を改装し移住した地域アドバイザーの茂木さんが営む、アーティスト・コミュニティー・ノマド村のなかにあるカフェ。土日のみ営業 cafe nomadoの詳細はこちら

淡路島 山田屋

 

お話を伺った人 山田屋農園園長 山田修平さん、ジャムおばさん 山田優子さん 「人のつながりの密度が濃い。何か言えば、必ず誰かが応えてくれます」 夫婦でイチゴや野菜の栽培と、島で採れた野菜や果物を使ったジャムの製造・販売をしています。 僕は大阪、妻は香川の出身で、結婚を機に2人で滋賀の観光農園へ就職。その経験を活かして 独立したいと農地を探していたときにココと出会ったんです。畑から見た、山あり、海ありの 景色が自分たちの思い描いていた以上の素晴らしさで即決、一生を過ごす決心で、移り住んできました。 淡路は食材が豊富なことで有名ですが、面白い人がギュ~と凝縮しているのも特徴です。 程よいサイズの島&程よい人の距離感ゆえ、異業種の人々がうまい具合に交わって、互いに刺激しあう。 よそモン夫婦ながら、地元の人には本当に親切にしてもらっています。今後は単に農作物やジャムを作るだけではなく、 イチゴなどフルーツや野菜の収穫体験ができる観光農園や、出来立ての美味しさを愉しめる農家カフェも実現していきたい。 モットーは、農業を通して地域貢献をすることです。

生産者さんの顔が見える材料でジャムを作り、その想いをジャムを通して消費者に伝えたい。 だから保存料・添加物はもちろん、流行りのハーブやスパイスも加えず、食材本来の味を活かしたレシピに

修平さんが作ったトマトを優子さんがコンポートやジャムに。黄色いトマトのコンポートは彩りも美しく、トマト特有の甘味・酸味・青味がバランスよく存在

淡路島特産の鳴門オレンジのジャムは一般的なカリフォルニアオレンジのような派手さはないが、素朴な甘味と香りがしみじみ美味しい

山田修平さん・山田優子さんのタイムライン

2005~2012年 滋賀の観光農園で働きながら、独自のノウハウを蓄積  2012年4月 淡路島に移住 2013年2月 毎週金曜日、空き倉庫だった空間を利用して、手づくりジャム工房の定期営業をスタート

淡路島 山田屋 淡路市仮屋302 TEL.0799-70-4022 淡路島 山田屋のお店や商品の詳細はこちら

北坂養鶏場

お話を伺った人 代表 養鶏家 北坂 勝さん 「なぜ、美味しいか。美味しい意味を伝えないといけないと思った」 亡き父が営んでいた北坂養鶏場を切り盛りしています。長男として継ぐことは覚悟していて、 神戸の学校卒業後すぐに勤めだしたものの、最初は養鶏場で働く良さがわからなかったんです。 ただ他の養鶏場を視察すると、明らかにうちの養鶏場は違う。当たり前すぎて気が付かなかった恵まれた 環境とこだわりを皆にもっと知ってほしいと思ったんですね。良い鶏を育て、良い卵を販売するだけではなく、 食べる人、使う人に卵がどのようにして出来るかを知ってもらう事で、卵の価値を理解してもらいたい。 うちの養鶏場を見学した人が産みたての卵を見て、食べてもいないのに「美味しそう」と言うのを聞き、 味だけでなく、目で見て、耳で聞く情報も"美味しさ"には大事だと。そこから養鶏場のブランディングに注力し始めたんです。 すると俄然、仕事が楽しくなってきた。「たまごまるごとプリン」を通してうちの卵の魅力を発信できたことも大きなきっかけになりました。 鶏のことを知っているのが僕の仕事の価値、それをしっかり伝えることで、北坂卵を使っていただいている パティシエやシェフの皆さんの仕事の価値にもなる。情報発信のイベントを仕掛け、人と出会い、話をすると互いのニーズが理解でき、 世界が拡がっていく。すごい人がすごい人を、面白い人が面白い人を、どんどん連れてきてくれるんです。人のつながりから仕事になる、 淡路島ではそれが実現可能だと思います。

自社の発展だけでなく、地域の活性化への思いも強い。6次産業として、 イベントの企画・開催や島内で行われているイベントへの参加など、多岐にわたる活動をしている。

養鶏場近くの平飼いスペースでは10羽の鶏を放し飼い。産みたての卵を収穫体験(有料)できる

北坂養鶏場では、日本で生まれ育ち、日本に6%しかいない貴重な純国産鶏の「さくら」と「もみじ」を養鶏。 ヒヨコから自社で丁寧に育て、成長後は高床式鶏舎のなかで飼育する

厳選された餌や新鮮な地下水、鶏舎内を清潔に保てる環境で鶏へのストレスを減らすことで極上の卵が完成。 周囲を考慮した設備にも定評があり、鶏糞のにおいが減り、有効に活用できるようにと、発酵肥料にする設備を試験的に導入。

北坂 勝さんのタイムライン

1994年 神戸の学校を卒業後、父が営む北坂養鶏場に一従業員として入社 2006年 養鶏ビジネスとは別に、「たまごまるごとプリン」の製造・販売などを通して、 卵の価値を伝える「株式会社北坂たまご」を設立。同年、父親がなくなり、北坂養鶏場の代表に就任  2012年  朝刊折込にて「淡路島イロドリはぐくむ新聞」創刊、以降季刊発行。淡路島内の人が役立つ 情報を通して、北坂卵の魅力もそれとなく(←ここがポイント)伝える楽しい記事が満載

北坂養鶏場・株式会社北坂たまご 淡路市育波1114 TEL.0799-84-1510 養鶏場の詳細はこちら たまごまるごとプリン・親鳥(かしわ)など商品の詳細はこちらへ

藤本水産株式会社

お話を伺った人 山下雅令さん 「"知らない、わからない"というのがこんなに言いやすい土地は他にはない」 淡路島の海産物、シラスやチリメンジャコ、イカナゴのくぎ煮、干しダコなどの干物を製造・直売しています。 僕の仕事は朝の競りからスタートです。漁を終えて育波港に戻ってきた漁船から水揚げされた魚が市場に並べられ、 競りが始まります。競りの場では仲買人を通して入札するのですが、仕事を始めたころは競りの判断や魚の目利きが出来ず、 よく怒られました。買いたい魚だけど、競りをこれ以上続けるかどうか…。今はまわりの方々に助けて頂きながらようやく一人前に。 熟練の釜もとが釜茹でした「しらす」を天干しするのも僕の担当です。 干し過ぎても、干し足りなくても駄目。湿度や気温を感覚で見極める、本当にうまい「しらす」は最適な天日干しからうまれるのですよ… なんてお話できるほど、僕が成長できたのも周りの皆さんのおかげです。「そんなこともわからんのか~」と口は悪いけれど(笑)、 ニコニコと笑いながら教えてくれる。クラゲを素手でつかむことにさえ驚いていた頃を今では懐かしく感じますね。 やる気のある者に対しては、島の人間・よそから来た人間とわけへだてなく、全面的に支援してくれる素晴らしい土地です。 自分が選んで仕入れた魚に自信を持ち、そして淡路島が誇る最高の素材と妥協せずに向き合うこと。 今の仕事を、そして今の自分をもっと成長させていくのが楽しみです。

奥様のさやかさんと。「藤本水産」は市場への卸ほか、直売もしており、自分の仕入れた魚が加工され、 売れるのがすぐわかるのは働き甲斐につながります…と雅令さん。奥様とは6年付き合ったのちに結婚したラブラブカップル。 都会暮らしには飽きたので、淡路島の生活は毎日が新鮮!

黄色い看板が目印。創業以来「無添加」にこだわり、素材の栄養や自然の味をこわさないように心がけて製造。

タコの内臓とぬめりを取り、きれいに洗ってから竹串に刺して天日干し。タコ飯にすると最高にうまい

山下雅令さんのタイムライン

2000~2006年 神戸のかばんSHOPに勤務。仕入れや販売を担当 2003年 結婚。長男誕生。奥様のさやかさんの実家「藤本水産」を継ぐ覚悟を決める 2006年 淡路島に移住、今までの仕事とまったく畑違いの藤本水産では仕事や専門用語どころか、淡路島の方言を一から学ぶ毎日  ●●●年 次男誕生。淡路島は子育てにも最高な環境と実感 ●●●年 長女誕生。3人の子どもを養うために日々頑張る!

藤本水産株式会社 淡路市育波387 TEL.0799-84-1126 藤本水産株式会社

今回の特集で取材した一覧

  • cafe nomado

    兵庫県淡路市長澤727 ノマド村
    TEL.0799-70-1165
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  • 淡路島 山田屋

    淡路市仮屋302
    TEL.0799-70-4022
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  • 北坂養鶏場・株式会社北坂たまご

    淡路市育波1114
    TEL.0799-84-1510
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  • 藤本水産株式会社

    淡路市育波387
    TEL.0799-84-1126
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