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第2回女子力UP企画「

清楚で凛とし、慎ましやかで美しい。そんな"やまとなでしこ"は、女性の憧れですよね。
そんな女性になりたい女子が集まり、今回は「めざすはやまとなでしこ!和の所作を学ぶ」セミナーを開催しました。

鮎川先生に和の所作を学ぶ

受講生は8名でスタート。
参加者には、各自浴衣一式を持参していただきました。着物の代わりにお手軽に着る事の出来る浴衣でのレッスンです。
今回は、先生に浴衣の着付けを教えていただきました。


挨拶の仕方

浴衣に着替えて、いよいよ和の所作について学んでいきます。 今日は基本的な和のマナーを教えていただけるということで、まずは『挨拶の仕方』から。

① 座っている状態でまずは胸を張るようなイメージで姿勢を正します。
② 手は指と指との隙間を作らないようにくっつけて、いわゆる三つ指の状態で自分のひざ前の床に置きます。
③ 背筋を伸ばしたままお腹と太ももを近付けるようなイメージでお辞儀をします。
★ ポイント1:頭だけペコっとしたり猫背になったりしないこと。背中に棒が入っているような感覚で背中を丸めないことがキレイなお辞儀の仕方のようです!
★ ポイント2:ひじを横に出しすぎると、どうしても男性らしさが出てしまうので、女性らしいお辞儀ではひじはあまり張らないで。

一般的な挨拶でもそうですよね。やはり姿勢が美しいと、凛として見えます。 先生に教えていただき、みなさん緊張されている様子でしたが、とても熱心に練習されていました。


和服での立ち座り

お次は、『和服での立ち座り』。座っている状態から立つときは、

① 床に置いた手で体を支えながら、まずは足指を立てる。
②左のひざを右ひざに乗せるようなイメージでゆっくりと立っていく。

これがキレイな立ち方だそうです。脚力のある人は、一気に立ち上がっても大丈夫ですが、あまりバッと立つよりはゆっくり立ち上がる方が女性らしいですよ。


座り方

次に『座り方』。浴衣(着物の場合も)で正座するときは、足に生地がまとわりついて、座りにくかったりしますよね。そんな時は、まずは

① 右手で上前の裾をお尻の方に引っ張り上げます。
② その位置にある右手を左手に置き換えます。
③ 更に空いた右手で膝下の生地をまとめながら座ります。もし、座った時に生地が上手くまとまらなくてもそっと足元に入れれば大丈夫です。

普段洋服を着ている時は何も考えずにしている動作が、こんなにも難しいなんて…頭で色々考えすぎてフラついてしまうことも。慣れが大事ですね。


歩き方

次は『歩き方』。みなさん、和服を着ているとどうしても普段着とは違った歩き方になりますよね。きれいな歩き方のコツを教えていただきました!

① 少しだけひざを曲げます。
② 猫背にならないように背筋をぴんとして歩きます。
③ 足は、歩幅を小さくし、すり足でかかとをあげない。
③ 体を左右に揺らしながら歩かない事。

ただ歩くだけでこんなに難しいものなのですね。
先生の歩き方のお手本を見せていただくと、まっすぐに且つしおらしさもあり、まるで時代劇に出てくるような美しい歩き方でした。練習で1人ずつ見ていただきました。緊張したり、頭であれこれ考えてしまって、どんなに意識していてもやはり日頃の癖が出てしまうのですね。先生に1人1人ご指摘いただきながら、だんだんと上達していきましたよ。 和服での歩き方は、内股とまではいかなくても足の親指を重ね合わせるように歩くといいそうです。


ちょっと急いでいるとき、『小走りの仕方』も習いましたよ!基本的には歩き方と変わりません。歩幅をより小さくタタタっと走るような感じ。普段の走り方ってかかとあがりますよね。でも和服でも小走りはすり足が基本なので、よく時代劇などで見る村娘さんが走っている感じで、みなさんとってもかわいらしい走り方でした。

小走りの仕方1
小走りの仕方2
小走りの仕方3

ふすまの開け閉め

最後は、『ふすまの開け閉め』のレクチャー。指先まで神経を集中させて指を広げないこと!

① ふすまと平行に座り、両手をそろえて取っ手に添えて、ふすまを引きます。
② 立つときは、習ったように左足を右ひざの上に添えるようにして立ち上がります。支えの手がなくても美しいですよ。

指先を意識して広げない、歩幅を小さめにすり足。 これが和服の全ての所作において大事なポイントです。


質疑応答の時間

最後は、質疑応答の時間がありました。いくつかご紹介します。

Q1 お手洗いのときはどうするの?
足元の生地を帯に挟んで邪魔にならないようにまくり上げると動きやすいですよ。和服を着るときは、帯をきつめに締めているので、帯より下が若干着崩れていても直しやすいです。
Q2 両手を使って作業をしたいときはどうするの?
たすきがけが出来れば一番良いのですが、たすきがない場合は、両袖の端を動きやすい位置(脇下より少しおへそより)で帯に挟みこむだけで袖が邪魔になりません。和服ではあまり肌を見せないのがきれいなんですよ。
Q3 座るときは、どこにかばんを置くの?
ひざ上に置いていただいて大丈夫です。
Q4 立ち姿では、手はどこに置くのが良い?
手を下で組むと大人っぽく、手を上(帯の上辺り)に置くと若い印象を与えます。
Q5 写真を撮るときどんなポーズが可愛い?
片方の足を、もう一方の足の親指に重ねるようなイメージで前に出すときれいですね。

などなど、みなさん和の所作において興味津々の様子でした! 何でもそうですが、マナーは奥が深いですね。
でも、和服を着たときに、和の所作をマスターしていれば、きっと何倍も女子力がアップして見えますよね。



参加者の声

● 十数年ぶりに浴衣を着て楽しかったです♪ちょっと気が引き締まった感じで、その日は一日姿勢がよかった気がします。自分の猫背を治さねば!!!って思いました 笑
これからも日本人として、いろんな分野で和の美を学んでいきたいし、たまに浴衣を着て出かけるのもいいかなって思いました★

● 立ち方や座り方、歩き方はもちろんのこと、手足の動きや指先まで一つ一つの動作に気を遣い、とても新鮮でした!これから浴衣や着物を着る際は意識して、美しい姿を目指したいです☆

● 今回のセミナーに参加して、改めて「所作」の大切さを知りました!少し意識するだけで"歩き方""手の動作"などが見違えるように美しくかつ丁寧に見えます。
これからは、少しでも"大和撫子"に近づけるよう「所作」を意識していきたいと思います。

● 楽しくてあっという間の時間でした。
指先の動きひとつ、足の踏み出し方ひとつで印象が全然違う!普段の自分の動きがどれだけ油断してるかを実感しました・・・。
今回のセミナーを参考に、着物でも優雅な振る舞いができるステキ女子を目指したいと思います☆

なかなか着ることのない浴衣に身を包んで、和の所作を学ぶ。 非日常的な空間での約2時間は、あっという間でした。
和服での女子会もいいね、なんてお話しながら、全員で記念撮影して本セミナーは終了。

全員での記念撮影
今回の会場は、イーグレ姫路の4階にある和室を利用させてもらいました。
ここからの姫路城の眺めは最高ですよ!今は大修理が行われていますが、5年後完成するときが楽しみですね。

プロフィール

元タカラジェンヌ 鮎川なつき先生。
劇団夢組主宰。 1993年宝塚歌劇団入団。 2002年退団後 舞台、TV、ラジオ等出演活動とともに コナミスポーツクラブ他でバレエ、ヨガ、ピラティス等講師も勤める。大阪出身。

元タカラジェンヌ 鮎川なつき先生